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最近テレビで見ない日はないくらい、ドラマやCMに出演されている矢本悠馬(やもと ゆうま)さん。
今は宝くじのCMに出演されていますね。

主役での起用は少ないですが、脇役で存在感のある演技で私たちに印象づけられています。
本当は漫才師になりたかったそうなんです。なぜ、俳優の道に進んだのでしょうか?

現在は結婚もされていて、お子さんもいらっしゃいます。一家の大黒柱としてより一層、俳優活動に磨きをかけている矢本悠馬さんを紹介します。

子役もやってました

矢本悠馬さん、子役もやってたんです!

ご家族が矢本さんを俳優にさせたかったらしく、小学3年生の時になんと「お化け屋敷に連れて行ってあげる。」と誘われて着いたところがオーデション会場だったのです。

さすが怒りますよね。そのイライラのままオーデションを受けたのですが、怒ってるせいもあり、ふてくされてやる気のない演技だったそうです。なのになぜか合格だったのです。

なぜかって、デビュー作にもなった映画「ぼくんち」の一太役は、貧乏で住む家がなくトゲトゲした不機嫌な役だったのです。オーディションでの振る舞いが、ピタリと役にハマったかたちとなったのでした。

(ご両親はテレビ越しに我が子を観ることができて、嬉しかったことでしょうね。)

勝手にオファーを受けてしまった2作目

子役での出演2作目となった、NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」こちらは、オーディションではなく直接、電話でのオファーだったそうです。

この時もご両親は矢本悠馬さんに相談することなく、承諾してしまいました。

当時、矢本さんは中学生になったばかりのタイミングで、お仕事をすることになりました。
学校も休みがちになってしまうし、友達はできないし、という状況に嫌気がさしてしまい、これを機に芸能活動をお休みすることになりました。

(お友達とワイワイ、ガヤガヤ騒いだりするのが楽しい時期ですもんね、気持ちわかります。)

高校卒業後、再び俳優の道へ

高校卒業後は進路は決めてなかったが、大学には行きたくなかった矢本悠馬さん。どうしようか悩んでいたところに、ご両親が俳優の専門学校を用意していて、その専門学校へ進むことになりました。
(ご両親、諦めていませんねぇー。)

小さい頃から、みんなを楽しませることが好きで、将来の夢は「漫才師」と言っていました。が、お笑いは好きだったけど、漠然としていて現実的に叶えようという気は無かったそうです。

専門学校卒業後は、松尾スズキさん主宰の「大人計画」の研究生として参加しました。

しかし、先輩からのダメ出しされる毎日で、先輩方の演技に圧倒されて自分には無理だと思い、辞めることも考えたそうです。
でも、先輩達が怖かったのと、せっかく俳優としてスタートラインに立てたのに、棒に振るのはもったいないという思いがあり、頑張って通い続けたのでした。

出演が約束されていた
2011年 作/出演 宮藤官九郎「SAD SONG FOR UGLY DAUG HTER」に引きこもりの青年役として出演しました。

2012年には研究生と「劇団 こまつな」を旗揚げしました。

それでも、書類審査がなかなか通らない日々が続きました。

努力の結果、運が向き始めた

急に運が向き始めます。オーディションを受ける数をマネージャーに交渉し「絶対受かるから!」と約束した矢先、急に2,3個ポンポンと決まりだしたのです。

(これは有言実行というヤツなのでしょうね。今までの努力が実りました。)

そして先輩から

「自分が輝くためには、相手を輝かせることができたら自分の手柄だ。」

「自分が目立つことも大事だけど、相手を目立たせたら自分も勝手に目立ってる。」

という言葉を意識するようにもなりました。

〈 ドラマ 〉

2013年 新春ワイド時代劇「白虎隊~敗れざる者たち」(テレビ東京系) 石山虎之助 役
2013年 「たべるダケ」(テレビ東京系)第6話 富田 役

2014年 「水球ヤンキース」(フジテレビ系)宮口幸黄 役
2014年 「ごめんね青春!」(TBS系)古井豊 役
2014年 朝の連続テレビ小説「花子とアン」(NHK)徳丸武 役

2015年 「永遠のぼくら sea side blue」(日本テレビ系)飯野奏介 役
2015年 「ブスと野獣」(フジテレビ系)主演・中田健太 役
2015年 「相棒 season14」(テレビ朝日系)第8話 桜岡肇 役

2016年 「仰げば尊し」(TBS系)古庄芳喜 役
2016年 大河ドラマ「真田丸」(NHK)最終回 六郎役

2017年 大河ドラマ「おんな城主 直虎」中野直之 役
2017年 「スーパーサラリーマン左江内氏」(日本テレビ系)第6話 爆弾事件の犯人役

2018年 「今日から俺は!!」(日本テレビ系)谷川安夫 役

2019年 「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)猪瀬祐人 役

2020年 「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」(WOWOW)第4話 主演・大杉隼人 役

2021年 「教場 Ⅱ」(フジテレビ系)漆原透介 役

2022年 「六本木クラス」(テレビ朝日系)桐野雄大 役
2022年 「DORONJO/ドロンジョ」(WOWOW)飛悟(ヒューゴ) 役
2022年 「祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~」(日本テレビ系)冴木裕也 役

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〈 映画 〉

2013年 「銀の匙 Silver Spoon」 常盤恵次 役

2014年 「クローズ EXPLODE」 岩田五郎 役

2016年 「ちはやふる」上の句・下の句 西田優征 役

2017年 「君の膵臓をたべたい」 ガム君 役
2017年 「トリガール!」 古沢 役

2018年 「ちはやふる」結び 西田優征 役
2018年 「ノーマーク爆牌党」 主演・鉄壁保 役

2019年 「屍人荘の殺人」 重本充 役

2020年 「今日から俺は!! 劇場版」 谷川大夫 役
2020年 「新解釈・三國志」 黄蓋 役

2022年 「破戒」 土屋銀之助 役

まだまだたくさんの作品に主演されています。

若い頃はちょっとの役でも爪痕を残して次の仕事へと、関係者の方たちに印象付けようと工夫を凝らした日々だったとか、その成果があってか今日までたくさんの作品に出演されています。

そして今では、

「主演を立てることしか考えられなくなっている、自分は助演病みたいになっている。」

とも話されています。

矢本悠馬・プロフィール

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矢本 悠馬
(やもと ゆうま)

生年月日:1990年8月31日

出身地:京都府

身長:161センチ

趣味:絵を描くこと・自作映画撮影

特技:サッカー・卓球・テニス

所属:ソニー・ミュージックアーティスツ

プロフィール写真:YAHOO!ニュースより

 

矢本悠馬さんは2019年にご結婚されていて、お子さんもいらっしゃいます。

ご結婚してからは、守るものが増え矢本さん自身も俳優活動に変化があったそうです。

今までは一人で自分のことだけ考えれば良かったが、家族ができて家族を養わなければいけない、仕事も長く続けないといけない。現場のスタッフさんに対する態度とか、人間性みたいなものを磨いてこれからも継続的に俳優を続けていきたい。

と話されていました。

矢本さんは子育てに積極的なイクメンで、時々お子様と過ごしている微笑ましい様子をTwitterにアップされています。

まとめ

漠然とではありますが漫才師になりたかった矢本悠馬さん。ユーモアのある役をいくつもこなし、主役を輝かせて、なおかつご自身の存在もアピールしている。

先輩に言われた言葉の通りになりましたね。

ご本人も助演病になっているというほど、ひとつの作品に真剣に取り組まれていることがわかります。
これからもいろんな方を輝かせつつ、ご自身の存在感をアピールする演技に注目ですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。