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映画「青~chong~」でデビューしてから、数えきれないほどの作品に出演されている眞島 秀和(ましま ひでかず)さん。

一見、クールで無口なイメージを持ちがちですが、実はおしゃべり好きなんですって、ちょっと意外です。

今では陰の役も陽の役も演じることができ、どんな作品にも出演される、名バイプレイヤーの眞島秀和さんをご紹介します。

俳優になろうと決めた大学時代

眞島秀和さんが大学生の時、お友達がダンスを始められて「自分の体で何かを表現する姿」が、かっこよかったそうです。

そこで、眞島秀和さんは考えます。

感動したダンスもいいけど、友人に教わるのもなんか悔しい…、ほかに自分の体で表現できること……俳優!
これなら周りの誰も目指すって言ってないし、対等に夢を話せるぞ。

と、いう思いから俳優を目指すことになりました。

誰も目指してなかったから、俳優になるって決めて良かったの!?って思いますよね。

実は眞島秀和さん、テレビっ子で中学生・高校生の時は「東京ラブストーリー」や「愛という名のもとに」「私の運命」など、当時トレンディドラマと話題になっていたドラマを見るのが好きだったとか、そして映画鑑賞も好きだったそうです。

(トレンディドラマ…、この響き懐かしいわ~。)

所属した事務所はザズウ

眞島秀和さんが所属している「ザズウ」は、松重豊さん、田中要次さん、山中崇さんなど個性豊かな名脇役の俳優さんが数多く所属されています。

この事務所の名前は、代表を務める松野恵美子さんが所属していた、”ザズウシアター”というユニット名にちなんでつけられたそうです。
ザズウシアターは今では数々の舞台の演出・上演台本を手掛けている鈴木勝秀さんが旗揚げしたユニットです。

20年以上途切れることなく出演されています

映画「青~chong~」でデビューしてから、20年以上テレビドラマや映画、舞台といろんなジャンルで出演し続けている眞島秀和さん。

出演されている作品のほとんどが、ストーリーを引き立てる脇役を務めることが多いですが最近は、

  • 「#居酒屋新幹線」(MBS・TBS・チャンネル銀河)高宮進 役
  • 「おじさんはカワイイものがお好き。」(読売テレビ・日本テレビ)小路三貴 役
  • 「サウナーマン~汗か涙かわからない」(ABCテレビ)黒柳ヨシトモ 役

などで主役も務めてらっしゃいます。

そして、俳優人生の転機となった作品が

2007年 スペシャルドラマ「海峡」(NHK)朴俊仁(木戸俊二)役・準主役

この時の演技を評価され次の仕事に繋がっていたそうです。

(この作品に出演されてなかったら、今の眞島秀和さんがいなかったのかもしれませんね。)

40代からは充実していると思える俳優業

現在の眞島秀和さんは売れっ子バイプレイヤーですが、若かりし頃は自主映画の製作に力を入れていて、生活が不安定になっていました。食事は素麵ばかり食べていて栄養失調になったことも…。

このことがきっかけで、ちゃんとした生活を送ろうと俳優業に本腰をいれ映画やテレビドラマなどに出演しはじめました。

若い頃は、自分の評価とかこの役が何に繋がるのかとか、余計なことばかり考えて肩に力が入っていたと言う眞島秀和さん。

そんな眞島さんのこの時の目標は、

学生時代の部活や、学校の勉強などすべて中途半端にしてきた気がする…、俳優で食べていけるようになって、俳優業を途中でやめることなく、とことんやりたい!

ということでした。その目標はいまもなお続いていますね。

そして年を重ね、いろんな役を演じていくうちに、監督さんが自分よりも年下だったり、年下の役者さんとお仕事をする機会はもちろんあるが、眞島さんは「才能のある年下の監督さんや役者さんと仕事をするのは面白みを感じる」そうです。一緒に作品を作り上げていくことが充実していて、心地よい精神状態や心地良いリズムを確立できることは楽しいそうです。

そして40代くらいになってからは、仕事が楽しいと思えるようになった。若いに余計な事ばかり考えていたことも、いまは気にならなくなり肩の力が抜けていったそうです。ただただ、現場で与えられた役を一生懸命やって楽しむ、いろんな出来事を楽しさに変換することが今は大事だそう。

これから迎えるの50代は、どんな役者になるだろうと考えるのが楽しみなんですって。

舞台は修行の場?

たくさんのドラマや映画に出演されていて、舞台もクールにこなしてしまいそうですが、舞台はとても緊張してしまうそうです。

なぜか緊張してしまうそうで、お客さんの目の前に自分がさらせれるライブ感を毎回味わっているからなのか、でもその緊張感は自分を成長させてくれる気がするとも話されていています。舞台は定期的にやる修行みたいな感覚のもののよう。と思っているそうです。

(舞台は生ものでハプニングがあっても、その時にしか観れない特別な舞台になりますもんね。)

眞島秀和さんのプロフィール

hidekazu-mashima2眞島 秀和
(ましま ひでかず)

生年月日:1976年11月13日

出身地:山形県

趣味:麻雀

特技:スポーツ(バスケットボール・スキー)

プロフィール写真:女子SPA!より

 

プライベートについては、眞島さんはご結婚されています。気になるお相手は、プロ雀士の渡辺洋香さんです。

趣味の麻雀を通して出会い、一緒に卓を囲み麻雀をしていたそうです。

籍を入れてからからは「おっさんっずラブ」など注目される作品に出演し、奥様もプロとして成績が安定したそうです。お互いにいい相乗効果だったようですね。

ほかにも、チワワのワンちゃんを飼っていて、ワンちゃんと散歩する時間は何も考えずに過ごせるひと時だとか。

2023年の出演予定作品

2023年1月 「しょうもない僕らの恋愛論」(読売テレビ・日本テレビ)主演・筒美拓郎 役

原作は原秀則氏、ビックコミック(小学館)にて連載、単行本は全6巻発刊されています。

あらすじ:40代のデザイナーの主人公が、2人の女性との交流を通して、恋や人生、過去の想いに向き合っていく等身大のヒューマンドラマ。

新年からクールでダンディーな眞島秀和さんを観れるなんて、いいスタートを切れそうですね。

 

hidekazu-mashima3出典:映画ナタリーより

 

まとめ

大学時代に俳優になろうと決めて、デビューされてから20年以上途絶えることなく、ドラマや映画、舞台に出演し続けている眞島秀和さん。

若い頃の目標、俳優を途中で辞めることなくとことんやりたい。の言葉通り、たくさんの作品に出演され陰な役も陽な役もこなせる名バイプレイヤーと呼ばれるまでになりました。

現場に行って一生懸命やって、それを楽しむ。簡単にできそうですが、なかなかできない事だと思います。

年を重ねて、キャリアも重ねてお仕事を楽しむことができる眞島秀和さん、これから先も名バイプレイヤーとしての活躍が気になりますね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。