NTTドコモのCMにムロツヨシさんと共演している、パステルカラーの服がよく似合う可愛らしい女性、藤間爽子(ふじま さわこ)さん。
藤間爽子さんは日本舞踊の家元であり、女優でもあります。

2022年10月からスタートする、木曜劇場「silent」(フジテレビ系)に出演します。
最近は、「ちむどんどん」「マイファミリー」など注目される役で出演されていますね。

今回は二足の草鞋で活動している藤間爽子さんをご紹介します。

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※出典:藤間爽子さんインスタグラムから

女優・藤間爽子 秋ドラマにも出演

冒頭でも少し紹介しましたが、2022年10月に川口春菜さん主演、木曜劇場「silent」(フジテレビ系)に川口春菜さん演じる青羽紬の高校時代からの親友、横井真子役で出演します。

このドラマは切なくも温かいラブストーリーになっています。そして、手話でのやり取りもあるみたいで、手話を使ったドラマというと、豊川悦司さんと常盤貴子さんが出演していた「あいしてるといってくれ」を思い出しますね。(あっ、ちょっと古くてすいません…)

この「silent」のプロデュースを務める、村瀬健さんが「マイファミリー」に出演していた藤間爽子さんを観てオファーしたそうです。
どんなドラマなのか気になりますね。

女優になるきっかけは学芸会

藤間爽子さんは、青山学院大学出身です。大学4年生の時に周りの学生の就職先が決まる中、自分はどうすればいいか考え焦っていたそうです。

そんな時、小学3年生の時に学芸会で役を演じて、みんなの注目を集める瞬間が心地良かったこと、人前でしゃべることが苦手だった性格がみるみる変わたこと、そしてもっと人前で演じたい!という夢が芽生えたことから、女優の道を選んだということです。

演技は独学

演技の経験は、まったく無かったけれど女優の道を選んだ藤間爽子さん。
大学卒業後は劇場に足繫く通い、役者さんの演技を見て覚え、朝ドラや舞台のオーディションを受け続けたそうです。

日本舞踊は厳しい世界で、「師匠が踊っている姿を見て覚えなさい。技を盗め。」「一つの舞台出るのに100回踊って、音楽が流れたら勝手に身体が動くようになるまでお稽古しなさい。」と言われてきました。手取り足取り教えてくれない環境です。藤間爽子さんも小さい頃からそんな世界で育った一人です。
女優になるにあたって、足繁く劇場に通い役者さんの演技を観て勉強したそうで、小さい頃からの日本舞踊のお稽古が女優になる糧になったことでしょう。

女優デビューは「ひよっこ」

日々の演技の勉強、オーディションを受け続けて、その成果が実る日がやってきます。

2017年 連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK総合) あかね荘の大家の立花富の若い頃の役で女優デビュー

この時を境に舞台にドラマに活躍の場を広げていきます。

ドラマでは、

2021年7月 「ボイスⅡ 110緊急指令室」(日本テレビ系) 新人室員・小松知里役

2022年4月 「マイファミリー」(TBS系) 鈴間亜矢役

2022年 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」矢作佳代役

などなど

阿佐ヶ谷スパイダースに所属している藤間爽子さん、2018年7月「半神」でW主演のマリア役で舞台デビュー
今年はドラマの出演で舞台に立つ機会がありませんが、ぜひ生での演技も観てみたいですね。

日本舞踊「紫派藤間流」の家元

藤間爽子さんは三代目藤間紫(ふじまむらさき)として日本舞踊「紫派藤間流」の家元を勤めています。

2021年に三代目藤間紫を襲名しました。
そして、2022年春に襲名披露公演を国立劇場で行われました。この時の演目は「女形最高峰」と言われている「京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)」という一人で45分踊り抜くという大作です。

藤間爽子さんは舞台に立つときは、「ここで倒れてもいい。」という気持ちで臨んでいるそうです。この演目も100回お稽古したのでしょうか?

ちなみに、初代家元は藤間爽子さんのお祖母さまでした。そして二代目は市川猿翁(いちかわえんおう)さんです。二代目の市川猿翁さんは香川照之さんの御父様です。
なんと、藤間爽子さんは香川照之さんの姪っ子だそうです。

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※出典:オリコンニュースより

藤間爽子さんのプロフィール

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※出典:レプロエンタテインメントより

まとめ

女優に日本舞踊の家元と二足の草鞋で活躍中の藤間爽子さん。まだ20代という若さで家元なんてすごいですよね、お弟子さんの指導や女優のお仕事に日々忙しいことでしょう。

これからも日本舞踊の舞台はもちろん、テレビやドラマ、舞台での活躍する姿を見続けたいですね。